体臭をセルフチェックする方法とは?

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体臭を自分で確認する方法とは?

「自分がどのような体臭なのか、きちんと把握している」という人はほとんどいません。他人に悪い印象を与えないためにも、自身の体臭は客観的にセルフチェックしておきたいでしょう。この記事では嗅覚についての基礎知識から、体臭を自分で確認する具体的な方法をご紹介。体臭があるのではないかと気になっている人は参考にしてみてください。

自分の体臭に気付けないワケ

体臭が強い人に対し、「この人は自分で自分の体臭に気付かないのだろうか」と感じた経験はないでしょうか。じつは自分の体臭に気付かないのには理由があります。自分は臭っていないと思っていても、知らず知らずのうちに他人に不快感を与えているかもしれません。まずは自分の体臭に気付きにくい理由についてご説明します。

嗅覚は「順応」の働きがある

他人の家に入ったとき、独特の臭いを感じることもあるでしょう。しかししばらく過ごしていると、気にならなくなります。長い時間同じ臭いを嗅いでいるうち、それが普通と感じてしまうこと。これは人間の本能的な反応で、「嗅覚の順応」と言います。

動物にとって、臭いは危険を知らせるもの。敵の臭いをかぎ分ける際に嗅覚は大いに役立ち、発達してきました。しかし、たとえ自分の臭いがきつくても危険をもたらすものではなく、自らの体臭に対しては鈍くなってしまったと考えられます。

臭いを記憶しておく、脳の中のメモリ容量が小さいことも理由のひとつです。自分の体臭に脳の容量を使ってしまうと、ほかの臭いに気付くことができません。そのため、自分の体臭には脳が反応しなくなっているのです。

男女差や個人差も大きい「感覚」

嗅覚には個人差があります。ちょっとした臭いに気付きやすい人もいれば、そうでない人もいるでしょう。体調や精神状態によってもその能力は上下します。視力や聴力は健康診断で測定されますが、嗅覚はあまり測られないため個人差に気付きにくいものです。

男性よりも女性のほうが嗅覚に敏感というデータもあります。東北大学とマンダムが共同で行った「体臭成分別感受性報告」によると、40代男性より20代女性のほうが汗臭に対する感度が高いという結果になりました。これは女性が妊娠・出産において、危険を察知する能力が求められるためだと考えられています。


臭いの感じ方の違いについて詳しく知りたい方はこちら

→精神安定?好きな人の臭いとは?

気にしすぎもあまりよくない?

自分の体臭に気付きにくい理由を説明してきましたが、実際のところ強い体臭を持つ人はごく一部。中には自分が臭いのではないかと気にするあまり、自臭症になってしまうケースもあります。自臭症とは自分のことを必要以上に臭いと思い込み、対人関係に支障をきたす病気です。

また、ストレスが体臭を強める原因になることも。ストレスが強まると皮脂が増え、活性酸素と結びついて酸化し、臭いを発生させます。自分が臭いのではないかというストレスから、さらに体臭が発生するという悪循環に陥るのです。

ここからはセルフチェックの方法をご紹介していきますが、気にしすぎは禁物。参考程度にチェックしておくぐらいでよいでしょう。

臭いのセルフチェック方法① コーヒーの香りでリセット

自らの体臭をチェックする前に、まず嗅覚をリセットしておく必要があります。鼻に臭いが残った状態では、自分の体臭に対して正確なジャッジを下すことができません。

嗅覚のリセットにはコーヒー豆がよく使われます。香水屋さんやデパートの香水売り場にコーヒー豆が置いてあることも少なくありません。複数の香水の臭いを試していると、前の香水と混じってよくわからなくなってしまうことがあるでしょう。このとき、コーヒーの臭いを嗅いでから次の香水を試すことで、正しい判断ができるようになるのです。

自分の体臭をチェックする前にも、コーヒーの臭いを嗅ぐことで、体臭に対してより正確な感覚をつかむことができます。

臭いのセルフチェック方法② 自分の服の臭いを嗅いでみる

もっとも手軽なのは、服を脱いで臭いを嗅いでみることです。外出先でもトイレに入ればチェックすることができます。特に汗に濡れた部分には要注意。汗そのものは無臭でも、悪臭の原因となるバクテリアが発生しやすくなっています。

ただし服が臭うからといって、他人にもその臭いが感じられているかは疑問です。よほど親しくない限り、服に直接鼻をつけて嗅ぐことはないでしょう。服の臭いはあくまで参考程度にとどめてください。

服そのものが臭いというケースも少なくありません。部屋干しの生乾き臭が衣類に沁み込んではいないでしょうか。これは体臭ではなく洗濯の問題です。洗濯が終わったらすぐに干す、風通しのいい場所に干すなど、工夫次第で臭いは解消できます。

臭いのセルフチェック方法③ シャワーでリセットする

服の臭いはあまり正確ではないので、今度は客観的に臭いを調べる方法をご紹介します。夜の入浴時に行ってください。

  • 1.衣類をビニール袋に入れる

    その日身につけていた衣類を脱ぎ、ビニール袋に入れます。ビニール袋はファスナー付きで密閉できるものがおすすめ。肌に直接触れていた下着や靴下を入れておくと、正確な体臭が判定できます。

  • 2.入浴する

    自分の臭いに順応していた鼻をリセットするため、入浴して身体を洗います。石けんの臭いを嗅ぐことで、自分の体臭から離れることができるでしょう。湿気によって鼻の中に付着した臭い成分も取り除くことができ、嗅覚が研ぎ澄まされます。

  • 3.ビニール袋の中を嗅いでみる

    衣類を入れておいたビニール袋の中身を嗅いでみましょう。これが客観的な体臭です。しかしこれもビニール袋という密閉空間に発生したものであるため、100%他人に伝わっているとは限りません。考えすぎは禁物です。

臭いのセルフチェック方法④ 気になる部分にティッシュをあてて嗅ぐ

気になる部分をティッシュでこすって臭いを移し、嗅ぐ方法もあります。ティッシュは臭いのついていない、普通のティッシュを使いましょう。年齢ごとで、臭いが気になる場所について説明します。

  • 汗臭(10代~30代)

    若いうちはワキの臭いが気になるところ。普通の汗臭さとは異なる独特の臭いがあれば、ワキガを疑ったほうがよいでしょう。特にわき毛の柔らかい男性や、耳垢が湿っている人はワキガの可能性があります。

  • ミドル脂臭(30代~50代)

    ミドル脂臭は主に頭部から発生します。頭皮、耳の後ろ、首などの臭いをチェックしてみましょう。枕カバーが臭い人も要注意です。

  • 加齢臭(50代~)

    加齢臭はミドル脂臭が発生する部位に加え、背中からも発生します。

まとめ

体臭が気になる人はまずセルフチェックから!現状を知ってから対策を立てよう

自分の体臭に気付きづらいメカニズムと、セルフチェックの方法についてお伝えしました。どれも自宅でできる方法なので、不安な方は試してみてください。よくわからないという場合、信頼できる家族に聞くのもひとつの方法です。セルフチェックで臭いが気になっても、他人はあまり気にしていないこともあり得ます。

体臭を気にしすぎるのはよくありませんが、無頓着すぎるのも困りもの。チェックの結果、臭いが気になるようであれば、改善に向けた行動を考えてもいいかもしれません。体臭にもさまざまな種類があり、原因によって効果的な対策は異なります。ほかのページも参考に、自分に適した方法で改善を目指していきましょう。

体臭は身体の中から改善。体内の悪臭対策に!体臭改善サプリランキング

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